言うまでもなく、現代の車はほとんどすべての点で優れています。最も安い車でも、満足できるレベルのパフォーマンスと製造の品質を提供しています。ただし、やはり道を運転するのに優れたモデルとそうでないモデルがあります。
市場では最悪の車やトラックは、不十分な組み立てと仕上がり、わずかな湿気で錆びたり、あるいは疑わしい設計による致命的な故障で運転手が頻繁に立ち往生することなどが批判されてきましたが、現在の最悪レベルのモデルは変わって、情報やエンターテイメントシステムを把握するのが難しいなどの、たわいもない比較的単純で些細な問題で批判されがちです。
その間、一部の車とトラックは、大規模な再設計を行わずに長期間、市場でためらっていたため、残っていたわずかな魅力までも失ってしまったか、あるいは単に、現代の消費者を引きつけることが出来ませんでした。パフォーマンスと信頼性の評価が平均以下の他、これらは間違いなく改善すべきな2019年度の車です。
12. 三菱ミラージュ
手頃なガソリンの自動車部門とは大幅に的はずれに、ミラージュは74馬力の3気筒エンジンによる不安定な乗り心地、不快なハンドリング、および反応の鈍いアクセルの理由でせいぜい平均以下です。消費者レポートには予測通りの劣る信頼性によりサブコンパクトの部門で最下位とされ、初期品質さをひどく評価したJD Powerと同意しています。
11. マセラティ ギブリ
これは主に、あれだけの値段なら もっとマシなものが出来るのではというケースです。中型のジブリは魅惑的なイタリアンスタイルに包まれ、素晴らしいブランド性を持っていますが、パフォーマンスに関してはごく二流です。消費者レポートは、過度に硬苦しい乗り心地、扱いにくいハンドリング、狭い後部座席を理由に、中型高級車の部門17台中で17位にランク付けしています。消費者レポートはその他、予測される信頼性の面でも低評価しています。
10. ジープラングラーJK
これは、本質的にはジープの象徴、ラングラーの旧型であり、新らしくデザインされた「ラングラーJL」とともに2018年に販売され続けています。
JKはオフロードの能力に関しては横に並ぶものはいませんが、日常の運転としては、狭苦しく、うるさい、粗削りで、道のハンプにはかなりの苦痛です。
新しいバージョンはすべての面でより洗練されています。一方、JKは消費者レポート
から100点満点中26点という非常に低いスコアで、消費者レポートとJD Powerの両方からさらに低い信頼性の批判を受けています。
9. フォード トーラス
市場に出回っている数少ないフルサイズの高級車の1つであるトーラスは、最後に再設計されたのは2010年というグループの中でも「最古」のものです。十分に機能はしますが、後部座席はもう少し余裕があってもよいのでは。大切に利用するモデルとしてならば、より良い価値があります。 消費者レポートとJD Powerどちらも、信頼性の面で低い点を付けています。
8. フォード フィエスタ
ガソリンの値段が手頃であり続けるので、米国の自動車購入者は、小さい車を選択する理由がほとんどもうありません。フォードフィエスタは、ほとんどのサブコンパクト車よりはほんのちょっとスポーティでありますが、新鮮さを保つためにどんな点も再設計することもなく長い日々が過ぎてしまってます。消費者レポートが平均以下の評価を付けた他、フィエスタは信頼性の点で消費者レポートとJD Powerの両方から悪い評価を得ています。
7. フォード フォーカス
現在、小型車の販売が減少している中、フォーカスはずっと長い間、変わらず現行型のままだったので、部門を代表するホンダシビックやトヨタカローラ、また最近、新しくデザインされたヒュンダイソナタやマツダ3などが有利な立場になりました。最高のバージョンはスポーティーですが高額なRSモデル、しかし、ほとんどの人はそのバージョンの不快なが乗り心地に耐えられないでしょう。消費者レポートは、全体的な評価が平均以下であることに加えて、フォーカスの信頼性の点で低い評価を与えてます。
6. フィアット500X
サブコンパクトフィアット500Xは、他のモデルと同様に、紙面と実物の両方で見た目は良いですが、実力性が問われる車です。Consumer Reportsのスコアは100点のうち35点で、上クラスの500Lよりも名目上は優れていますが、そのモデルと同様に、予測される耐久性の点で平均より大きく下回っています。
5. フィアット500L
フィアットの小型4ドアワゴンには、広々としたインテリア、歯切れのいいハンドリング、素晴らしい外観の視界など、多くの魅力があります。マイナス面としては、2018年の消費者レポートで最悪の評価を受けた車の1つであり、100点中、ほんの30点しか獲得しませんでした。 1980年代後半、最悪のユーゴーが組み立てられていた同じセルビアの工場で製造されていたため、消費者レポートは、信頼性の面で低い評価を与えており、また、どの車よりも最悪のリセールバリューでもあります。
4. フィアット500
このスタイリッシュなサブコンパクトクーペ/コンバーチブルは、消費者レポートで最高評価を得たフィアットですが、それでも100点満点中平均以下、45点でした。
運転するのは楽しいですが、車内は狭く、多くの運転者が耐えられるような乗り心地ではないでしょう。また、信頼性の点でも評価が低く、業界で最悪のリセールバリューに悩まされています。
3. ダッジ ジャーニー
あまりにも長い間現状を維持しているモデルの一つ、中型Dodge Journeyは、多額のリベートを宣伝して販売を促進しようとしています。多くの重要な機能を欠いており、その部門の他のトップモデルと比較しても粗雑で洗練されていないようです。消費者レポートでは、信頼性が低く平均以下と評価されています。また、JD Powerの最新の初期品質調査で低い評価を得ています。
2. ダッジ グランドキャラバン
オリジナルのミニバンの最後の1つであるグランドキャラバンは、昨年クライスラーパシフィカの導入により生産中止になったはずですが、未だブランドのベストセラーモデルとされています。しかし、ずっと変わらぬ現在のフォルム、最新の安全機能に欠けている点で、消費者レポートとJD Powerの両方が、信頼性の点で低く評価しています。中古車バージョンの方がおそらくお得です。
1. アキュラILX
アキュラのコンパクトセダンは、米国の運転者が乗用車をクロスオーバーSUVに交換し始めたため、衰退する市場部門にある車です。十分に素晴らしい車ですが、特に運転するのが楽しい車ではありませんし、多くの高級ブランドではない小型車のトップバージョンに比べて、まったく豪華ではありません。消費者レポートからは全体的な評価が平均以下であり、消費者レポートとJD Powerの両方から信頼性が低いとされています。